もう、あきらめました。

公開日:  最終更新日:2009/10/23

OpenSolaris を、なんやかんやといじらされていた訳ですが、
結局、私の能力では無理なんだという事がよくわかりました。

あれは、時間と能力がいっぱいあるエラい人が、手間と暇とコストを掛けて実用に耐えるように磨き上げていくOSなのだという事が、身にしみてよくわかりました。

手間は掛けてくても暇がなく、コストが破滅的に無い上に能力が足りない私のような人は、こんな玄人向けシステムに手を出してはダメだったようです。

OpenSolarisはいろいろ面白い仕組みがなされていて、たとえば ZFS とか SMF とか Solaris Zone のように、とび抜けた内容もあって個人的にはものすごく興味をそそられる事は間違いないですし、Sunはオープンソース化で生き残りをかけた勝負をしているらしいという事はよくわかるのですが、まだまだ素人が手を出すには時期尚早なのかもしれません。

難しいですね、時間もコストもない上に勉強する時間が無い人の為に、多くの事を想定して準備がなされている(と、思われる)、簡単楽ちん設定の庶民のアイドル RHELクローン なんかと比べると、OpenSolaris は高根の花のお嬢様でツンドラです(まだツンデレと言えるようなデレを見たことがありません)

つまずいたところの例をいくつか挙げるなら、
例えばHDDのヘルスチェックをどうすれば取れるのかわかりませんでした。
ログから日々のサーバ状態をかいつまんで報告してくれるLogWatchのようなソフトを、どうすれば運用できるのか、わかりませんでした。
(単純に、Perl使いでは無いのと、Solarisではログが一か所にまとまっていないというのもありますし、Logwatch代替となるSolaris標準のログ管理ソフトというものも、見つけられませんでした、あるのかもしれないけど)
Webminを入れてみたけれど、使い勝手はよろしくないです。
(Linuxなら、私がやりたい事程度では、Webminで出来ないことはほとんどありません、しかし、Solarisでは、私がやりたい事で出来る事の方が少ないのです。)
他にも、色々...

そういう訳で、残念ですが、諦めさせてもらいます。
僕には無理です。

本当に、残念なんですよね、

ZFSはとても良いと思います。
まぁ、Btrfsが実用化されれば、Linuxでも変わらない環境になるとは思いますけど、まだ先の話ですね。
LinusがSunに文句をつけるのも、わかるような気がします。

SMFのおかげか、起動とシャットダウンが、恐ろしく速いです。
ファイルシステムのおかげももちろんあるでしょうが、
しかししかし、Windows7と競争させても、起動時間はそんなに変りません。
1分はかかりません、たいていは30秒程度です。
サーバとしては、驚異的な速さです。
でも、これも Manifesto がさっぱりわからず、解説も日本語では見つけられません。
もちろん、Sunの講習やらなんやらでは資料も貰えて解説も聞けるのでしょうが、それではOpenSolarisに手を出す意味が7割がた消滅したも同然だと思います。

私がこれを実運用で使えるまでに調整できるようなスキルを手に入れるまでには、どう短くても1年以上の時間と、どう少なく見積もっても70~80万円程度の教育費用が必要なのだと思います。(もっと?)
それならば、ファイルシステムがレガシーを引きずっていて、起動に時間がかかるとしても、Linuxを使う方が、時間も節約できて能力が高くない人でも運用できますし、なによりコスト面で大きなメリットがあるというのが結論です。
どうしてもSolarisにこだわるなら、専門の業者に任せた方が結局コストが抑えられますね。

もちろん、OpenSolarisも日々進化していくはずなので、近い将来に低コストで設定や運用の情報にアクセスできるようになる日も来ると思いますけれど、まだまだLinuxに一日の長があるのかなと思います。
とりあえず、ソースコンパイルなんていうのは、Linuxではしたことがありません。
(SRPMからなら何度もありますが...)

とりあえず、日経OpenSolaris なんて雑誌が出るようになれば、再び実運用に向けてチャレンジしたいと思いますが、
今や「なんとかなる、なんとかならないはずがない!!」と思ってやってきた事よりも、どう考えてもセキュリティリスクの方が高いという事実に愕然としているので、もう、そっとしておいてほしいです。

つぶやきですが、

なぁ、どうやったらSolarisでIPV6止めれるの??
http://kohju.justplayer.com/Tips_Solaris_noIPv6.html
http://unixwear.blogspot.com/2009/06/disable-ipv6-in-opensolaris-200906.html
http://opensolaris.org/jive/thread.jspa?messageID=309198

なんというか、
こんなことすら英語情報でないと詳しく見つからないし、
挙句は、英語でしゃべる連中ですら、確立手法が無い(ようにしか、英語が得意ではない私には読み取れない)という恐ろしさ。
ちょっとした事でも、情報不足で溺れかける私としては、日本語の情報豊富なOSでないと、不安です。
まぁ、「Raidが簡単にできた!」とか「Raid5がUSBメモリで簡単にできる!」などと、実験レベルで遊ぶような情報には不足しませんが、実運用に通用する情報(日本語)やリソースが激しく足りません。
もちろん、お金があれば有用なテキストやらマニュアルやらにアクセスできるのでしょうが、それならプロに任せた方が結局低コストだと思います。

どこにでも、そこそこ信頼できる日本語情報が転がっているのって、ありがたい事なんですね。
結局モノにならなかったし、金にもならなかったですが、貴重な経験はさせてもらいました。
面白そうなので、実験レベルでは使いたいと思いますが、まぁ、まだまだ僕にはわからない事の方が多すぎる暗黒OSですので、実運用を目指すのは取りやめにしておきます。

しかしもったいないな。
サーバーは他のOSにして、NFSでデータだけSolarisに置いておくとかどうでしょうかねぇ?
などと、変な事を考えてみたり...

いや、もう頭を切り替えた方がいいなぁ。
しかしなぁ...

(つづくかも?)

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