金剛山と千早


千早というのは金剛山の大阪側の地名ですが、なぜに千早なのかは不明です。
由来はわかっていません。

金剛山には、高天という地名が奈良側にあり、高天原(たかまがはら)であると言われています。
高天原は、古事記に天津神(天の神様)の住まう場所とされているそうです。
そして、千早という言葉は神にかかる枕詞として知られています。
ですので、金剛山周辺は古代には神の住まう場所として認識されていたのかもしれません。

それにしても、千早という言葉は広く知られているわりに、由来については全くはっきりしません。

一般的には、日本で神事に用いられる衣装(巫女の着る上着?)の事を千早と言うそうです。そんな事は、全く知らんかったけど。

千早という地名は、大阪以外に福岡と東京にあるそうで、
恐ろしい事に福岡の千早も東京の千早も超都会です。うらやましい。

福岡の千早にはJR九州と西鉄の駅があり(千早駅) みどりの窓口やファミマもあるそうですし、国家公務員共済組合連合会千早病院 なんてのもあります。
国家公務員共済組合連合会といえば、虎の門病院(東京)とか、大手前病院(大阪)とか超一流で名の通った病院を抱えている事で知られています。
「ちくしょう、なんなんだよこの充実ぶりはっ!」と、ジェラシーを感じるくらいです。

東京は豊島区に千早という町名があるらしく、千早1丁目から千早4丁目までの人口は11701人(2008年データ)。 人口は激しく負けていますね(泣)。
首都高中央環状線に接しています。東京メトロの駅は、要町が近いです。
山手線よりは外側ですが、なんだか便利そうです。

本家を自負する千早赤阪村千早地区(元の千早村)ではありますが、都会度ではどうしても勝てないようです。
鉄道駅は望めない立地ですし、コンビニなんて、21世紀に入って10年も経過しているのに、影も形もありません。
病院も、入院施設のある医療機関は村内にありません....

なんとかしないといけない気がします。
どうしようもないんですけど。

金剛山とクリスマス

さてさて、クリスマスらしいイベントは、金剛山には無かったと記憶しています。
(個別のイベントはあるのかもしれませんが)

キリスト教とは無縁のこの山で、クリスマスイベントがある方が不自然かもしれませんので、それはそれでいいと思います。

さて、しかし、クリスマス近くになると、金剛山には雪が積もる事が多いです。
ホワイトクリスマスらしい風情が感じられてよいのですが、大人になってからは、雪=除雪しなければならない...うっとおしい。 などという、ネガティブイメージの方が強くなってしまいました。

しんしんと雪が降り積もっていく様は、とても幻想的なものです、また、雪が積もると風景から音が消えていくのが不思議です。

まっしろに谷が染め上げられていく光景は、本当に美しくて感動的ですし、最高です(あとで除雪作業がなかったら、もっと最高やけど)

クリスマスといえば、子供と恋人たちが主役ですので、私には全く関係ないのですが、なんというか、年末を控えて楽しい気分にさせてくれるこのイベントに、世間が盛り上がってくれれば、景気も少しはよくなるんじゃなかろか?という期待を込めて...

メリークリスマス!

金剛山とダイヤモンドトレール

ダイヤモンドトレールとは、金剛葛城山系を縦走するルートとして、1970年に大阪府によって整備された自然歩道です。
通称は「ダイトレ」
全長約45Kmの長距離自然歩道で、屯鶴峯から、金剛山、葛城山を経由して槙尾山までのルート。

なぜに「ダイヤモンドトレール」という名前なのか、由来を見つける事ができなかったのですが、 金剛山系 ≒ 金剛石 = ダイヤモンド 的な発想からであろう事は、想像に難くないです。

途中からエスケープするルートも多く、金剛山系は山麓に降りると大阪側、奈良側、どちらも民家や車道が整備されているので、あまり迷っても心配ありません。もちろん、ナメてかかると命の危険に繋がるので、十分な準備とコースの把握が必要なのは言うまでもない事ですが。

普通の登山ではあきたらなくなったら、ダイトレにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

金剛山麓まつまさ」には、「大阪 二剛会」の事務局が置かれています。
二剛会は、ダイトレの一部(二上山~金剛山 約30Km)を歩く会です。
例会を開催していますので、参加してみてはいかがでしょう?

金剛山と護衛艦

自衛隊には、「こんごう」とう名の船があります。
ごんごう型護衛艦の一番艦です。
ご存知の方も多いようですが、イージス艦です。ですので、対空作戦が主任務です(多分)
SM−3装備なので、北朝鮮からのミサイル防衛も任務に入るはずです。
そういえば、北朝鮮にもありますね、金剛山。またの機会にご紹介しましょう。

話を「こんごう」にもどします。
もちろん、「こんごう」は、金剛山にちなんで名付けられました。
旧海軍にも太平洋戦争に参戦した「金剛」という名の巡洋艦があり、
もっと時代を遡れば、明治時代の日清戦争、日露戦争に従軍した艦にも「金剛」という名の船があったので、軍艦としては3代目となります。(護衛艦は軍艦ではないという事になっているようですが)

排水量は7250トン 全長161m ガスタービンエンジン4機搭載で、100000馬力
アトムと同じ馬力ですね。

さて、佐世保が母港のこの船を、私は一度も見たことがありません。
一度くらいは見てみたいし、できたら乗ってみたいものです。

その昔、「あさぎり」という練習艦に乗ったことがあるのですが、
自衛隊の船というのは、気色悪いくらいに静かです。
音響探知にひっかからないようにでしょうが、軍事技術というのはすごいです。
そのくせ、小便器はおそろしくレトロかつ簡易に据えられていて、押しボタン式ですらなく蛇口式です。
なぜかと聞くと、「イザというときに簡単に修理できるシンプルさが、軍用艦には必須」との返事、妙に納得してしまいました。
ブリッジや機関制御室には自由に入れましたが、さすがにCICは見せてくれませんでした。
残念。

日本を守る最新鋭の防衛技術を詰め込まれたイージス艦に、「こんごう」の名があたえられているのは、ふもとの住民としては光栄に思います。
いつか、その最新鋭艦に備えられた、レトロかつ簡易な小便器を使う日が来るのか?
楽しみにしたいと思います。

金剛山と日本100名城

日本100名城に、千早城が選ばれています。

千早城は楠木正成の城で、金剛山の中腹(稜線が途中で盛り上がって峰になっている部分の頂上)に築かれていました。

堅牢な山城で、100日に及ぶ籠城戦でも負けなかった事で有名です。
急峻な地形ですから、上から弓・槍だけでなく、石、丸太、糞に至るまで落とされたのでは、鎌倉幕府の軍勢もかなわんかったでしょうね。

大阪では、千早城 以外では 大阪城 が選ばれているだけですから、並び称されてよいのやら? と思ったりしますが、
せっかく選ばれているのですから、素直に喜びたいと思います。

北海道の城から順番に番号が振られているのですが、番号順だと 二条城(53番)、大阪城(54番)、千早城(55番)...本当にこの順番でいいんでしょうか?
まぁ、せっかくですから、素直に喜びたいと思います。

あまり史跡らしいものは残っていませんが、急峻な地形をみるだけでも価値があると思います。
城跡まで行くには、普通の人の足で徒歩20分程度かかります。(徒歩というより、登山です。)

近年では、あさま山荘 とか 中核派の拠点 も 千早城 と呼ばれているらしく、歴史的な堅牢性のおかげで犯罪についての堅牢さにまで転用されるのは、迷惑な話だと思いますが、有名税というやつでしょうか。

地元民としては、もっと違う事に使ってもらいたいものです。
例えば、侵入を許さない堅牢な情報システム基盤の事を「千早城のような…」などと形容してくれないでしょうか?

話が違う方向に行ってしまいました。

さて、百名城のスタンプラリーが行われています。

千早城のスタンプは、金剛山麓 まつまさ にあります。

ぜひ、お立ち寄り下さい。

100名城の地図はこちら