THE PACIFIC

公開日: 

ザ・パシフィック というドラマシリーズを見ました。
全10話。

戦争って、やっちゃダメだなと思います。本当に。
次々に死んで行く仲間、敵。

第二次大戦の、太平洋の島々での戦闘が描かれています。海兵隊と日本軍の戦い。
エグいぐらいに戦場が描かれていて、すぐに頭は撃たれるし、手足が吹き飛びます。
ジャングルでは、夜中に雨で水浸しになっている所に敵襲があったり。
一種のホラーに思えてきます。

海兵隊に志願した3人が主人公なのですが、戦争で壊れていきます。
ロクに遮蔽物もない浜辺への上陸作戦。
敵の砲撃、銃撃をかわしながら、飛行場の滑走路を突っ切る突撃。
物量で敵を制圧するけど、非常に犠牲も多かった事が、よくわかります。

「ジャップを殺しに来たんだ!」などと叫んでしまいます。そういう人ではなかったのに。
敵を嬲りものにして殺す描写が出てきたりします。
死体を損壊して金歯を奪います。
刀やら、拳銃を敵兵の死体をまさぐって持って行きます。
敵だけでなく、味方のポンチョや弾薬も、死体から剥ぎ取って行きます。
ヒドイです。でも、これが戦争の真実かと。

相手は本気で主人公の海兵隊員を殺しに来ているのです。
きれい事を言っている場合では無いでしょう。殺さなければ殺される。

なんというか、海兵隊視点ながら、ことさら日本を悪者にしている訳でもないです。
戦争を賛美するようなドラマでもありません。
ただ、地獄と日常が織り交ぜられて、普通の人間が感情を無くして行く、殺しに躊躇がなくなる。
そして、戦死。
あるいは、無事に帰還しても、なかなか社会に適合できない。

戦争は無い方がいいし、もちろん戦争はしない方がいいに決まっているという思いを新たにしました。
でも、
だからといって、武力の保持をヒステリックに非難するつもりはありません。

個人的には、現実問題として、沖縄に駐留する米軍は必要だと思っていますし、憲法9条は改正すべきだと思っています。
でも、戦争の現場というのがどういうものなのか。
これで現場がわかるとは言いませんが、見ておいたほうがいいと思います。
なかなかショッキングです。
プライベート ライアン のノルマンディー上陸のシーンもショッキングでしたけど、こっちはそういう戦いが延々と続きます。
そして、終りが見えない。
鬱になってきます。

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