ロンドン (London) 旅 レポート

腹黒紳士の国

イギリスといえば、 腹黒紳士 の国と思っている私は、イギリスが嫌いという程ではないのですが、決して好きではありません。

彼らは我々には、心を開いてくれない気がします。
もちろん個人差があるのでしょうが、どうも見下されてるような感じというのは気分がよくありません。
アメリカ人のあけっぴろげさの方が親しみを感じます。

ちょっと時代をさかのぼれば、日本人が交渉でいつも凹まされる中国人をいともたやすく手玉にとって翻弄し続けたのはイギリスです。
中東にわざわざ不安定な状況を作り出して、自らの思うように動かそうと画策し、現在の混沌の元を作ったのもイギリスです。

世界を股に駆けて帝国を築き上げ、未だに女王を元首とする国家は数知れず、近代には戦争で負け知らず。国際的地位も、名誉も、影響力も桁外れ。
並みの腹黒さではありません。

日本人が「考えが読めない」とか「交渉上手」と表現する中国人の腹の黒さなど、腹黒紳士のエキスに触れたが故の薄い腹黒さだと思います。
中国人も幾度と無く腹黒紳士に煮え湯を飲まされた為に今日の繁栄に向かう腹黒さを得たのだと、同じアジアの隣人として賞賛を送るべきなのかもしれません。
アヘン戦争みたいな戦争で不平等条約を結ばされた上に、香港の割譲なんぞをさせられたのでは、腹黒くならざるを得ないでしょう。

そんな、中国人の薄い腹黒さに翻弄されている日本も情けないですが、だからこそ、さらにそのはるか上を行く腹黒紳士からは盗むべきところは多いと思います。

諜報に インテリジェンス(知性) という名前を授けたのはイギリス人ですが、こんな些細な事からでさえ、かの国の 洗練された腹黒さ を窺い知れるというものです。


さてさて、この用心深い 腹黒紳士 の国から、たった数日で何かを得るというのは至難の業だとおもいますが、しかし、せっかくのチャンスですから、何がしかを得て帰国したいものです。

オール ハイル ブリタ~ニア!!
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