ロンドン (London) 旅 レポート

ロンドン アイ ( London eye )

London Eye
瞬く間に観光客が押し寄せる施設になった、 世界一 (稼動当時)の観覧車 London eye

一つのカプセルに25人が乗れるようになっているらしいが、我々が乗ったときは空いていたので十数名で出発しました。
このカプセルはなんか変で、普通の観覧車と違って、頂上で支持架が下に来る構造。
普通は登頂で支持架が上にきて、観覧車はそこにぶら下がる構造ですよね。
文章だと伝わらないと思いますが、まぁ写真見ればわかりますよ。
支持架が下に来る
さてさて、この観覧車は外輪の支持構造も日本にある普通の観覧車とは ずいぶん違う設計 になっていて、自転車のスポークのような構造で中心部(ハブ)から外周部(リム)が保持される構造。
実際にはスポークのような鋼ではなく、太いワイヤーが支えている格好なので、とても不安です。

加えて、中心部(ハブの支持架)は片持ち構造。日本なら、両側からしっかりと支えられているのが普通です。

さらにさらに、片持ちの支持架支柱は、上部が あっちの方 からワイヤーで引っ張られていて、下部がヒンジになっている構造。つまり、ワイヤーが切られると、観覧車は テムズ川へ「ぽちゃん」 な構造なのです。
ぽちゃん構造
正直、これに乗るのは勇気が必要です。
ロンドンといえば アルカイダ によると見られる 地下鉄テロ があったような土地柄、それでなくても IRA とかの、世界的に有名な テロ組織 が 爆弾テロ を頻繁に行ってきた歴史のあるお国柄です。なのにこの「ぽちゃん」構造。
悪ふざけにも程がある というものでしょう。

しかし、そんな事を言い出せるような状況ではありません。
みんな観光気分ですし 「どんだけチキンやねん?」 と思われるのも癪です。

これはもう、とっとと終わらせるしかありません。
頼む神様!俺が乗っている間にはテロを起こさないでください!!
それでは現地へGO!

さてさて、片持ち支柱を支えるワイヤー基部では、監視の人が付いているようです。ま、そりゃそうだけど、そんなのが必要だってことが、余計に不安だったり...
それに、どう見てもやる気なさそうな監視しかしていません。

チケットを買って乗り込む際、前の乗客が降りた後、係りの人が小型ミラーで座席下や天井の隅々まで、 不審物 が残されていないか検査していた。
ま、当たり前なんだけども、そんな体制に不安が巨大化...

何事もなく頭頂部まで到達。「ああ、残り半分だ」と思うと同時に、外を眺める余裕も出てきた。


...突然停止

...突然逆回転


同行の一人が 「これテロやで(笑)」 「もうあかんわ、あははははっ」と、冗談で騒ぎ出す。
本人は笑顔で冗談のつもりだけど、残りの同行人はみな張り付いた笑顔をしていたのが、とても印象的だった。


なんか英語で説明アナウンス
「大丈夫ですよ、問題ありまっせん、迷惑かけてごめんね」ぐらいの事を言っているっぽいけど、あまり詳細に聞く精神的余裕は無かった。
逆に「何か問題があるから『問題ありません』と強調するのか?」などと変に深く考えすぎたり。

結局、20mぐらいは逆回転してから、正常運転に復帰。頼むよ。

その後、無事に生還。助かった。
もちろん、我々がカプセルを出た後も、係員の人が2人組みでミラーを使って 爆発物検査 。
多分、この2人組というのがミソ。イギリスらしいな。

そんなこんなで、この旅で一番のスリルを味わったのでした。
あんな怖い乗り物には、もう乗りたくありません。
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