さて、本当の歌の内容の解釈に入ります。
「千早振る 神代も聞かず龍田川 からくれないに 水くくるとは」
千早振る
神にかかる枕詞。
神代も聞かず
神の時代にも聞いたことがないような(素晴らしい、スゴイ、の おおげさな表現)
龍田川
紅葉の名所として実在する大和川水系の支流であるが、この時代の龍田川は大和川本流の事を指すと言われている
唐紅に
唐紅 は、鮮やかな紅色の事。
みづくくるとは
みづくくる は、しぼり染めの事。
つまり、全体を通して訳すと、
紅葉の龍田川は紅のしぼり染めのようで、とてもとても素晴らしいものですね。
... 花魁自殺 とは全く関係ない、風流な解釈になってしまいましたね。
それにしても、 千早 、 豆腐屋 、 おから ...恐ろしく身近に感じます。
ついでに言うと、うちの脇を流れている川は 大和川水系 ですし、なんなんでしょうか、この恐るべき符合は。
この歌を深く解釈すると、 在原業平の埋蔵金が眠っているのだ! などと 糸井○里 なら言いだしかねないぐらいです。