豆腐(TOFU)レポート

男前豆腐店

男前豆腐店

何かと話題の豆腐屋さんが、 「男前豆腐店」 です。
「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の豆腐屋さんです。

よく聞かれるのは「あの男前豆腐というのは どうやの? 」という質問です。
なぜか、否定調で聞かれる事が多いです。

さてさて、
なぜに私に他の豆腐屋の評価をさせようとするのか?
なぜに否定的な意見を求めたがるのか?
はなはだ不可解 ですが、

個人的には高い評価をしている豆腐屋さん (の一つ)です。
なんと言っても、 おもしろい ですし。

こんな答えを返すと、なぜか多くの人は「なぜ?」と疑問をなげかけるような目線をこちらに向けるのが、またまた不可解です。

味についてですが、
もちろん、僕は 「うちの方が美味いに決まってるやんけ」 と思っていますよ、当然。
(相手もきっと、自分のとこの方が美味いと思っている事でしょう)

僕が男前豆腐店を高く評価している理由は別の所にあります。
男前豆腐店には 「よい豆腐はそれなりの値段がするものなのだ!」 という事を、世間に知らしめたという、 偉大な功績 があると思っています。

豆腐というものは、値段的には安いのが当たり前だった商品です。
また、豆腐屋というのも、割とセコイというかコスイというかコストカットと言うべきか、大豆が極端に少ない、ほとんど水を固めたような豆腐を平然と売ってのけるような商売をするところが多かった(今もそうなのか?)のです。
(もちろん、そうじゃない業者も多いとは思いますけど、工業的にはわずかの大豆やら、大豆の搾りかすなんかから、大量の豆腐を作り出す事が可能です。)

そういう業界に、値段、味、インパクト、三拍子揃った男前が登場し、業界の空気を変えてしまった事には、大きな意義があったと思います。

おかげで、今やスーパーでも、本格豆腐が所狭しとならんでいます。
しかし、どこまで本格的なのか...豆腐屋というのはなかなか今までのコスイ商いから抜け出すことの出来ない連中が多いように思います。
(もちろん、真剣なメーカーも多いのだとは思います。)

しばらくは、男前の天下が続くのかもしれませんね。

まぁしかし、うちの豆腐の方が男前よりも間違いなく上やと、俺は思うけどね、 ふふん

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