豆腐(TOFU)レポート

大豆ふたたび

大豆について、ふたたび

大豆について、、もうちょっと詳しい知識を披露しましょう。
ふふん。

大豆といえば 北海道です。 (そう思っているのは俺だけか??)
うちにある大豆の袋にも 「試される大地 北海道」 と、でっかく印刷されています。
全国生産量の3割程度が北海道産です。

しかし、アメリカからの輸入量は全国生産量の20倍以上。
中国からの輸入量も、全国生産量より多いのは驚きです。

しかし、こんなデータどうでもいいです。
いまさら輸入を禁止するわけにもいきません。

価格も輸入品は国産品と比較すると、とんでもなく安いですから、
醤油や味噌や豆腐が、皆様のお手元にソコソコの値段で届いているのは、輸入大豆のおかげです。

輸入品があるおかげで、うちのような零細豆腐屋でも国産大豆がまわってくるという側面もあるのでしょうから、頭から否定してしまうのもいかがなものかと思います。要するに、適材適所という事でしょう。

日本でも様々に重宝される大豆は、海外でも、その肉に匹敵するたんぱく質豊富な特徴から
「畑の肉」「大地の黄金」 などと言われています。

原産地は中国東北部あたりからシベリアとの説が有力なのだとか、さすが北海道が生産量全国一なのも納得です。

最近では、印刷用のインクに大豆が使われる事も多く、いかにもアメリカンなデザインの「PRINTED WITH SOY INK」という表記もよく見られるようになりました。
割とエコなインクのようですが、乾燥に時間がかかるなどの制約から、業務用に用途が限定されています。

赤豆については... 赤豆を使えば、 赤い豆腐 ができるのか??
普通の豆腐は白いですから、紅白の豆腐を揃える事ができて 縁起がよい ですね。
流通量があまりに少ないので、現物にはまだ御目にかかったことがありません。

それにしても、いかにも生産量が少なそうなこの赤豆を、調達するのにどれくらいのコストが掛かるのでしょう?
黒豆でもあまり採算には乗らないというのにねぇ。(おいしいですけど、国産はそれなりに高いのです)

また、味はどうなんでしょう?
おいしかったら生産量ももっと多くて、もっとポピュラーになっているのでは??
うーん、ナゾです。
機会があれば、ぜひ豆腐にしてみたいですね。

知人には「だだちゃ豆で豆腐を作れば美味いに違いない!」と言われています。
まぁ、美味いんでしょうけど、そんな鶴岡市(山形県)周辺の一部でしか栽培されていない豆をどうやって手に入れて商品にせよと言うのか...大阪府民としては考えてしまいます。

豆腐の情報


©2009 Matsumasa Coropration Limited. 金剛山麓 まつまさ   金剛山 山の豆腐