スペイン 旅行 レポート

アルハンブラ宮殿(Alhambra) チケットブース

アルハンブラ宮殿に入れない?!

アルハンブラ宮殿 は、イスラム王朝(ナスリ朝)が現在の主要部分の多くを作った宮殿らしい。
そういう訳で、ヨーロッパにありながらイスラム独特の モザイク模様 に彩られた、ある種 エキゾチック な世界遺産です。

現地人の発音では「アランブラ」とか「ラランブラ」にしか聞こえないのは、スペイン語で H がサイレントだからなんだろう、 多分。

さてさて、 毎日大量の観光客 が訪れるこの宮殿は、一部区画の入場者数と入場時間が制限されている為に、昼からの見学を予定しているとしても朝早くからチケットを取りに行かないと中に入れません。

一応、現地チケットブース以外では、スペイン全土に店舗網を敷いているBBVA銀行の窓口でも、予約ができるようにはなっているらしい。
今回、我々はカード会社にチケットの予約をお願いしておいたので、現地では苦労することなくチケットを手に入れられる...予定だった...

さてさて、カード会社がくれたのは「予約しておきましたよ」という内容のメールのみ (しかも日本語)

当日、カウンターでお姉さんに 「予約してある!」 と英語で話したのだが... まさかの門前払い!!
もちろん、 日本語のメールを見せても現地人に通じるはずもなく 、トグロを巻いている列の最後尾に並んだのでした。

「使えねぇな○○。○○(カード会社名)」 と、憤慨することしきりの我々に、恐怖のアナウンス 「今日の入場券の残りは250人分です」

列を眺めてみると、250人とはなんとも 微妙な数字。
もしかしたら入れないかもしれないぐらいの人数がならんでいるのだった。

困った我々は、なんだか別のブースを発見。
我々の並んでいる列は人が券を販売しているブースだけど、どうやら自動発券機のブースもあるらしい...
ただし、なんやら怪しい文言が書かれてある 「予約専用」 みたいな...

果たして、このブースで○○。○○(カード会社名)で行った予約は通じるのか??
我々の中では「多分、自動発券機では○○。○○(カード会社名)使えないよ」、という意見で一致していたものの、みんなで同じ場所に並んでいて、 目の前で250人目が来たら... 泣くに泣けない...

そういう訳で、私は自動発券機の方へ、○○。○○(カード会社名)のカードを持って並んだのだった。

さて、券売機の前には7~8分で来ただろうか?
武装したガードマンが 機械の操作を教えてくれる風景は、日本では絶対にみられないモノだが、そんな事に関心している余裕が無かった。
○○。○○(カード会社名)のカードを手に「予約してるんだけど」と言ってみたら。
「ペラペラペラペラ(スペイン語) OK!OK!」
本当に OK なんだろか?

で、機械の操作をしてくれて、英語表記にしてくれた。

機械には
ボタンが2つ表示されて『購入』『予約を受け取る』と表示されている。

うそくささを感じつつ『予約を受け取る』を押すと「カード入れろ」的な文言が。
「これ、絶対に弾かれるな...」 と思いつつカードを入れたら

「予約チケット4枚でよろしいですね?」 と、確認を求めるメッセージが... 奇跡だ!!

こうして、無事に予約チケットを受け取れた訳だが、それにしても ○○。○○(カード会社名)の説明が悪すぎる。
どうすればチケットを受け取れるのかがさっぱりわからない。
もうちょっと詳しく受け取り方を教えてくれていたら、無駄な時間を過ごす事もなかったのにぃ~~
と、嬉しさと悔しさが入り混じった感情がこみ上げてくるのだった。

あれしかし、機械の 英語が読めなかったらアウト だったな。
もうちょっと勉強しようと、改めて思った。

今日の教訓。
「海外の予約確認を日本語のメールで送り返してくるような会社は、なんだか信用できない」

それからもう一つ。
アルハンブラ宮殿に向かう途中で「チケットあるよ」風に声を掛けて来るヤツには気をつけろ!
偽チケットやら、期限切れチケットを売りつけてくれるらしい。

 

 

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