アルプハラ(Alpujarras) の集落 カピレイラ(Capilleira) から トレド(Toledo)
畑、畑、また畑
行程は約450Km 5時間程です。
グラナダまでは、引き返す格好になります。
山道は省略して、
A-44
A-4
CM-42
高速では、ほとんど迷いません。
非常に快適です。
ひたすら マドリッド(Madrid) 方面へ走ってくればOKです。
トレド(Toledo)の案内板が出たら、そっちへ行けば大丈夫です。
A-4 は、セビリアとマドリッドを結んでいる高速道路です。
A-44が枝線でグラナダ方面へ延びている線という位置付けのようです。
印象としては、山間を走る事もあるのですが、ほとんど畑、畑、また畑、牧場あって、また畑。
そんな感じです。
オリーブ畑とか、稜線の向こうまでず~っとオリーブばっかり。
あのオリーブ畑で迷子になったら、360度オリーブばっかりなので一生出て来れないと思います。
電話で助けを求めても
「周りに何が見える?」
「オリーブ...」
「他には?」
「オリーブ...」
とかいう、マヌケなやり取りしか出来ないに違いありません。
内陸部では、あまり城跡とかも見かけませんでした。
A-4に入ってからしばらくすると、最後の訪問州 カスティーリャ ラ マンチャ 州に入るのですが、あまりアンダルシアの時のようなワクワクどきどき感はありませんでした。
アンダルシア は何か歌とかで聞いた事あるけど(♪アンダルシアにあこがれて~)、カスティーリャ ラ マンチャ なんて名前は知らんかったからなぁ。
仕方ありません。
トレドの近所では、この地方の名物らしい「古い風車」が出現します。
コンスエグラの風車として、とても有名なのだとか。
この、コンスエグラの風車は、ドンキホーテの舞台らしいです。
どうも、ドンキホーテというと「安売りの殿堂」というイメージしか無いので、変な感じがします。
古い風車も、観光用として少数が残っているだけのようで、発電用の現代的な風車の方が圧倒的に多かったです。
さて、トレドの街ですが、他のスペインの観光地でもよくあるように、忽然と姿を現します。
ひたすら畑また畑でフラットな土地ばっかり続いているのに、断崖絶壁に囲まれた歴史的な街なんかが5分後に現れるはずが無い!!
と思っていると、いきなり3分後ぐらいに現れます。
へんなの。