トレド(Toledo)
古都トレド
古都、トレドは、日本の古都と比べたら非常にコンパクトな街です。
タホ川の対岸から見ると、旧市街が全て
視界内に収まる くらいの大きさしかありません。
絵本に登場するような街です。
街全体が
飛行石の力 で飛び上がったとしても、不思議ではないかもしれません。
特徴的なのは アルカサル と 大聖堂 です。
アルカサルは、
やたらと巨大 です。ものすごく大きい建築物です。
信じられないかもしれませんが、
ジャンボ機のハンガー よりも大きいような建物です。
16世紀に今の形になったとウィキに記述がありますが、とてもそんな事信じられません。
多分、比較対象は ATC とか、東京ビッグサイト とかになります。
そんなサイズです。
...ちょっと大げさか?
しかし、本当にBIGです。
残念ながら、内部へ立ち入る事はできません。
政府の管理下(軍?)にあるようです。
大聖堂は、まぁすごいんでしょうけど、スペインは
「すごい大聖堂」ばかり なお国柄なので、「へぇ~、すごいね」程度の驚きしかありません。
ここはスペインカトリックの総本山だそうで、内部には歴代教主(でいいのか?)のゴージャスな衣装がズラッと展示されていたり、きっと値段が付けられないであろう エル・グレコ なんかの宗教絵やらなんやらが、結構飽きるぐらい数多く展示されていたりしています。
「スペインに短期しか滞在できないなら、トレドには1日使え」
という旅行者間の格言のようなものもあるらしいです(出典不明)。
確かにコンパクトな街なので、一日歩けばガイドブックに載っているような大抵の観光スポットは訪問できます。
それから、お薦めなのは
観光トレイン です。
汽車の形をしていますが、ゴムタイヤ式でユニバーサルスタジオ(ハリウッド)のトラムと同じようなものといえばよいでしょうか? ゴルフ場のカートを連結したような感じの乗り物で、遊園地とかにありそうなアレです。
これが観光用に運行されていて、普通の道を通って、トレドの内外をぐるっと回ってくれます(40分程度)。
見た目はお子様向けなので大人が乗るのは恥ずかしい気もしますが、なめたもんではなくて、これが一番効率的で、眺望面でも一番満足の行く観光手段だと思います。